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「オムライス希望だそうだ。」 『オムライスー!!』 俺は仕方なく昼ご飯を作るために台所に向かう事にした。 もちろん春樹と陽菜を連れて。 「お前たちも手伝うんだぞ。」 『はーい!!』 と手を挙げて3人で台所へ向かった。 「兄ちゃん!お皿は5枚だよね。」 陽菜が卵を溶いている俺に尋ねてきた。 「あー5枚………嘘、6枚だ。」 「なんで6枚?」 そうだ。すっかり忘れてたが6人分作れって言われてたんだ。 滝は昼に帰ってくるからお昼は食べると言っていたので作らなければならない。 だとしてももう1人分が誰のかが分からない。 もし母親の客が来るならオムライスでいいのだろうか。 それとも母親が2人前食べたいがために6人分頼んだのか。 色々なぞだったがオムライス6人分頼まれたので言われた通り作ることにした。
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