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『転入初日から災難だよね~』
『朝まで気づかれなかったらそれこそうける!』
『あそこ使ってないからねぇ。』
女達はわざとらしく手を叩いたりして
話ながら近づいてきた。
ふと、1人が俺の存在に気づいたらしい。
『あっ!ユウヤ先輩だぁ』
そいつが俺の名前を呼ぶと全員が俺を見る。
つか、お前ら誰だよ。
『ユウヤ先輩、今帰りですかぁ?』
ユウヤ『…どうも。そうだよ。』
『じゃあこれから遊びに…』
ユウヤ『また今度ね』
女が喋り終わる前に
会話を遮る。
女達は苦笑いを浮かべながら、
『じゃあさよなら~』
と告げ帰っていく。
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