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｢ねぇ、知ってる？ 次は17歳の将軍なんだよ？｣
｢知ってる知ってる！昨日お母さんが言ってた！<若すぎるのに大丈夫か？>って｣
｢まぁね…でも若いならさぁ～うちらの気持ち分かるんじゃね？｣
｢次のニュースです。齢17歳という若さで将軍の座についたーーー｣
｢17歳であの五大老を屈し……｣
いま人々の関心は…
新しい将軍だった。
代々将軍を守る名家<三条 右京・左京>を右腕とし、彼は政の世界に名乗りを上げた。
その彼は…
斎宮の邸に来ていた。
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