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愚痴を聞くのは好きだ 今のみんなの様子が知れるから 確か昔もずっと聞いてた覚えがある。 私がそんな事を思ってたとき、ふと土方先生が口を滑らせた 土「あいつは本当に昔っから……隊務をさぼるみてぇに授業までサボりやがる……」 私は、密かに思い出して欲しいと思っていたからなのか、次の言葉を口にしていた 『隊務って………先生は、何かの隊に入っていらっしゃるんですか?』 土方先生はしまったと言うように口を押さえた 『それに昔からって………先生は沖田先輩と古くからの知り合いなんですか?』 土「いやー……それはだな……」 土方先生が言葉を濁らしたとき、永倉先生が叫んだ 永「だぁーーーっ!!!また負けちまった!!!」 どうやら、競馬を見ていたようだ 土「おぃ、新八!!!学校で競馬を見んなって何回言わせりゃあ気が済むんだ!!!」 そして土方先生はチャンスとばかりに私から話を反らした 原田先生も呆れた感じで溜め息をついている 原「ま、無理だろーな。新八にとって競馬とキャバクラは生き甲斐だからな」 土「ちっ………新八、競馬は見てもいいが、てめぇつぎ大声出したら切ぷ……減俸だからな!!!」 一通り怒鳴り終えると土方先生は私に向き直り言った
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