「闇と光」

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私は重たい瞼を開け毎朝ながら憂鬱な朝を迎えた。 朝食の時、今日は珍しく父様がいた。 いつもながら気まずいような雰囲気で緊張するように私は食べ物を口の中へ運んでいた。 そんな雰囲気を破るように父様は口を開いた。 「高校に入学してからちょっとたったが、学校はどうだ?」 「…た、楽しいよ」 私は友達が一人もいないなんて到底言える訳ではなく、心の中は複雑な気持ちだった。
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