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「棗君、お願いがありますわ…」
俺が考えている時
佐藤鈴は話してきた
「お願いって？」
「あのね、私まだ
友達がいませんの
だから、棗君、
私の友達になってくれませんか？」
やべぇ、かわいい
上目遣いとか卑怯だから！
佐藤鈴て、変なこと言うけど
やっぱりかわいいな
「イイよ」
俺は、即答した
佐藤鈴は嬉しそうな顔をして
「ありがとうございます！
よかったですわ
友達いないから、最初どうなるかと思いましたけど
棗君がいてくれてよかったですわ
あっ、私のことは鈴て呼んで下さいね」
「あぁ、わかったよ」
俺、入学当日から
こんなかわいい子と友達になれて
ラッキーだな
このとき
浮かれていた棗だが
後で事件がおこる
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