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自己紹介が終わるとカインが聞いてきた
「で、君達は
何?」
「私は、魔女ですわ」
「俺は、普通の人だ」
そう答えるとセーラと名乗っていた少女が驚いきながら、言った
「普通の人って
冗談でしょ?」
「いや、本気だ」
「でも、この学園は普通の人は
入学できないのよ
だから、棗は何かあるはずよ」
「でも…」
鈴の言ってたことは
本当なんだ
でも、俺は普通の人…
なんでだ?
すると、鈴が静かに口を開いた
「わからないことを
いつまでも考えても答えは見つかりませんわ
棗君、後で先生に聞きましょう」
「そうだな」
鈴の言う通り、後で先生に聞いてみるか
「あっ!
そういえば
皆さんのことはまだ、聞いてませんわ
皆さんは何ですか?」
「僕達は、マフィアだよ」
…………………………………………ぇ?
「マフィアって、裏社会にいる人達のことだよな?」
俺が驚いて聞くと、セーラが呆れていた
「当たり前じゃない
他に何がいるっていうの」
「棗は、マフィアを見るの初めてだったかな
ちなみに、僕とセーラは幹部で
エラがボスだよ」
「………………………………えええぇぇ!!!!!」
俺と鈴の叫びが校舎中に響いた
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