第2章

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「おいおい、こんなとこで何やってんだ?」 「何って・・・歌ってるんですけど・・・」 少女は若干おびえながら反応した。 「はぁ?お前歌手にでもなるつもりかよ?」 「・・・悪いですか・・・?」 「はっ!お前みたいな下手くそが歌手に何かなれねぇよ!さっさと止めて帰ったほうが良いぜ!」 それを聞いた少女はうつむき涙ぐんでいた。 「おいおい。俺達は親切に言ってやってんだぜ?泣いてねぇでさっさと帰れよ。」 高校生3人は笑いながらその場を去ろうとしていた。 その時だった。
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