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「はぁ~・・・」
警察官がその場を去った後3人は一斉にため息をついた。
そして最初に声を出したのは宏紀だった。
「だから言ったろうよ。今回はなんとかなったけど・・・、次はどうなるか分かんないぞ!」
「ほんとですね・・・。あぁ~、怖かった。」
「お前なぁ・・・」
今補導されるかもしれないピンチだったにも関わらず高橋は反省の色が特に見られなかった。
「まぁ、でも今日はもう帰りますよ。もう歌い終わってましたしね。」
高橋は笑顔でそう言うとそそくさと帰っていった。
取り残された2人は只々呆れるばかりだった。
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