第4章

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~30分前~ ある平日の昼過ぎに高橋は制服姿で歩いていた。 今日も夜になったらいつもの公園に歌いに行こう。 そう思いながらも目前に迫っているテストの事が頭から離れなかった。 「あぁ~、テストどうしよ~・・・。今のままだとやばいよ~。かといって歌いに行くのも止めたくないし~」 高橋はぶつぶつと独り言を呟きながら家までの道を歩いていた。そしていつも通る交差点に差し掛かった時ある人物が目に入ってきた。
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