『御ナス様』

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――――… 「……」 「つまり、その御ナス様信仰というのは… そもそも輪姦を率先する集団ってことアルか」 (えげついヨ!) 放課後、崙達を集めた岬は溜め息つきながら説明した。 「そういうことです。 奇妙な歌を歌いながら… ナスの着ぐるみ帽子を被った生徒らしき集団が放課後、一人で歩く生徒を狙って拉致し、全員で輪姦するという話です ………それで、どうも… 御ナス様に精気を捧げる…という意味なのか、彼らは全員ナスを使って犯すそうです」 「………」 「…ボス、それ下ネタあるカ?」 ノクスは真っ赤。真顔で訊く崙に岬は… 「問題はそのあとですよ」 「…?どういう意味だっち?」 「どういう意味ネ?」 「今のは全て目撃者の話だ。」 「あれ?じゃあ、被害者の子は…」 「…加わるらしい」 「どういう意味っち?」 はぁー… 「その目撃者の話に寄ると、最初は暴れて抵抗していた被害者の生徒は… ナスを挿れられてから様子が変わったらしい」 .
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