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「……挿れるって…あそこッスよね…?」
「聞くな」
「…で、だ!ナスを挿れられてから恍惚とした目になって… ナスの着ぐるみ帽子を渡され、被り
その集団の新たなメンバーに加わるらしい」
「……おっそろしいヨ!とんでもない学園ネ」
「いや、それが…」
「どうしたっち?」
頬杖ついて唸る岬にノクスが声をかける
「それがどうも――…
話を聞くかぎりおかしな点が多すぎます。まず、その集団は洗脳されてる可能性が高い。
――…なら、
それを操る 黒幕がいるはずです」
「…しかし、目的がわかりません。自身が犯すわけでもなく、操る生徒達に犯させる…
よっぽどの悪趣味か、もしくは他に目的が…?」
面倒くさい、とうなだれる岬を
「室長っ だめッスよ!室長は正義の味方だっち!正義のヒーローがだらけてたらダメだっち!」
「すみません…
僕は正義のヒーローなんかより悪役がやりたいです。金を巻き上げてせせら笑って人がゴミのようだ!…って、一度でいいから言ってみたいです」
「だめだっち!もうっそれ悪役の台詞っスよ!?」
面倒くさくなりつつある岬にノクスの的確なツッコミが入った。
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