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学校に、時期外れの新任の先生がやって来ました。
名前は「木村 星乃」と言って、家庭科の先生でした。
その先生の口元にもホクロがあり、それは綺麗な女教師です。
保健の先生で「塚本 千里」とも、すぐに仲良くなりました。
用務員の「鬼塚 静也」は、保健の先生と仲良く、少し不器用な、のそっとした感じの人です。
用務員の鬼塚は、小さな箱をいつも大切に隠していました。
その箱で、何かを飼っている様でしたが、中を見た人がいません。
仲良しの塚本先生にすら、見せないのです。
木村先生が来て少ししてから、被服部が作られました。
被服が得意な木村先生が、沢山の生徒の才能を生かしたい…と言う事から作られたものでした。
授業でも人気がある、優しい振る舞いの先生です。
ある夏休み、被服部が小規模な展覧会を開きたいと言う事で、合宿を申請してきました。
勿論、出来たばかりの部に合宿させたり、小規模とはいえ展覧会を開くのは、沢山問題があったはずです…が、事の他速やかに了承されました。
信頼の厚い、木村先生や保健の塚本先生からの支援だったらしいのです。
木村先生と、塚本先生、用務員の鬼塚の三人が担当となりました。
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