16人が本棚に入れています
本棚に追加
美星の親友とは、小学校からの幼なじみで「森 朝子」
同じ歳で、髪は肩位で、前髪をしばって上にあげているせいか、少し無邪気に感じられる、怖がりの女の子。
心配した先生方は、残りの生徒達に、この場に居る様にと指示して探しに行きました。
美星も心配で、探しに行く事にしました。
「私行ってくる」
皆の止めるのも聞かずに走り出す…職員室から階段から教室…と。
どこにも居ない。
美星は親友が怖がりなのを知っていたので、とても心配になりました。
あちこち走って、少し疲れましたが、探し続けました。
探し始めてから、そんなに経って居ないはずの校舎内…。
改めて見渡すと、とても薄暗く、ヒンヤリとしてぃました。
窓から見える月は、気味が悪い程、紅く輝ぃて高く登ってぃます。
最初のコメントを投稿しよう!