ー序章ー

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3XXX年ー  今を遡る事500年前 人類は進む温暖化を阻止する事が出来ず 地球の大陸は全て 海の中へと消えてしまった・・・。  貧困の差が激しい地区では ただそのまま命を落とす者。 裕福な者は 水中に生活出来る施設を建設し 耐え忍ぶも 永くは持たず 息絶えた・・・。  そんな中本当に一言で 言うなれば”奇跡”が 起きた。  落雷が幾つも幾つも起き 何年もの間続いた。 そしてそれは突然起こった。 人間達は電気信号として 生まれ変わったのだ!  人間達はその奇跡を こう呼ぶ  「命の降る星」とー それ以来僅かに生身の体を有する者達によって 巨大な電子制御装置 「マザーワールド」が形成された。 電子化された人間達は 電子世界の中で姿を現し 電子制御の中で制限され 生まれた。 生身の体を持つ者達は その後滅亡した。
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