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俺の名前は稲垣幽、そしてどこにでもいる普通の高校生・・・ではないのだ。
いやむしろそう思ってもらっては困る。俺には非凡すぎる能力がある・・・・そう俺には幽霊の気配が分かるのだ。
嘘だろだって?じゃあ昨夜の話しを聞かしてやろうではないか。
時刻は深夜2時だった。俺はテレビで怖い話し特集を見ていたんだ。・・・だが決してビビってなどいなかった。
そして・・・奴は来た。「哀れな亡霊よ後ろにいるのは分かっている、」と言い後ろを向いた。
だが何も居なかった・・・・「ふん!これは前を向いた瞬間に脅かす作戦だな!!俺には分かっている、だから決してビビってなどいないのだ」と言い恐る恐る前を向いた。そして・・・ヤハリ何も居なかった。
そして俺は額の汗を服の袖で拭いながら言ってやった「相手が悪かったな!!俺には幽霊の気配が分かるんだ!だから決してビビってなどいないのだ!」
手には冷や汗が溜まっていた・・・・だが決してビビってなどいないのだ。
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