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MIYABIが亡くなったのは8日朝。丸3日経過しているが…… 「本決まりですか? 話はどの程度?」 哀しい、射抜くような視線が返って来た。強い意志を持った目。 「メンバーに打診しただけです。5人全員がO.Kしました。イコール……本決まりです」 5人……か。 亡きMIYABIの意志が含まれている。つまりそういうことなのだろう。 朝倉は何となく理解した。MAYAはMIYABIと話が出来た。そう言っていたはずだ。 それならば、この人は必ずやる。そういう目だ。 朝倉は己の返事も決まった。変わるまい。と、感じつつも即答を控え、夜まで時間をもらうべきか考えていた。 が、どうやら決心をTAKAKOに見透かされたようだ。 「了承いただけるなら、明日にでも真矢に紹介したいのですが」 「ちょっーと、待って」 両手をバンザイした朝倉に、TAKAKOは『読み違えたかしら?』と、唇を噛んだが、その口は大きく開くことになった。 「羽田に真矢さん連れて行ったの俺なんだけど、何か話が行き違ってないですか?」
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