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「……………華火…」
また宵が始まって、何時か。
「何でありんすか?」
徳利の酒を注ぐ。
「俺さ…」
トクトクと酒の音が広い部屋に響いてる。
「京に…行く。」
え…?
日常の動きで、徳利の傾きを止める。
「俺さ…召集してる浪士組に入ろうって思ってんだ。」
あぁ…初めてだった。
「京に行って天子さまを守んだ。もちろん勝っちゃんも行くって。」
その笑顔が…あちきの胸を…
「総司も、サンナンさんも、左之も、新八も、平助も、源さんも!!みんなで行くんだ!」
支配して…
あちきは頑張れたのに…
今更…そんなに輝かないで。
きっと
「んでよ、
「今更…
そんな顔見せないで。」
傷付けてしまう。
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