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男「僕と結婚して欲しいんだ!!」
女「私なんかでいいの…?」
男「君じゃなきゃ、駄目なんだ」
女「私以外にも素敵な女性は世界にたくさんいるのよ。なのになぜあなたは私なんか?」
男「君の顔や性格、僕の事を気遣う優しさ、他の女性みたいに図々しくない大人しい振る舞いに僕は心奪われたんだ」
女「でも…」
男「頼む!!君が好きなんだ!!」
女「…ちゃんと…幸せにしてくださいね…」
男「!?あぁ、もちろん」
空を散歩していたら二人の男女を
見つけた。
男は女にプロポーズをして
最初無理かと思われたが
最終的に了承し
二人は晴れて夫婦になるらしい。
暇つぶしの散歩のつもりだったけど
こんな美味しい場面に
出会えるなんて
僕は幸せ者だな。
もう少し二人を観察して
さらなる美味を手に入れよう。
木に隠れながら二人を見ると
女は家に帰り
両親にこの事を知らせると言って
男を残し、森の中へと消えていく。
せっかくもっと美味しいものが
見れると思ったが…
無駄足か…
次の場所へ行こう。
木から離れ飛び立とうとした瞬間
さっきまで黙っていた男が
不気味な笑い声をあげはじめた。
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