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8年振りに逢った類は、
山に囲まれた自然の豊かな
九州の大学に通っていた。
中学の頃と変わりなく、
ｺｲﾝを何枚も立ててみたり、
中身の入ったｼﾞｮｯｷをﾊﾞﾗﾝｽよく斜めに立たせては､
周囲を笑わせていた。
変わらないなぁ
最近は服飾に興味を持ち、
バイトに明け暮れているらしい。
自分のブランドを立ち上げる
それが夢だと熱く語る。
そんな類を見ていると
こー兄の事を忘れさせてくれる…
ぅううん、こー兄の事も含めて
全てを包み込んでくれる…
そんな気がした…
でも…私は…
類には似合わない
あんな事があった今も
こー兄を…
それに、今は…
『おーい🎵あ～や➰⤴』
ぇ…
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