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あなたに恋をして、ただがむしゃらに、その背中を追って、"幸せにしてほしい"と願い続けた日々。 あなたと気持ちを通わせたあの子の影を知って、あなたの傾く姿に涙しながら、"幸せにしてあげたい"と想い続けた日々。 その長年の想いを経て、 たった一人で、この街から旅立った、今はもう、会えないあなたに贈る祈り。 あなたがつくっていく、これから先の未来に、私は見えなくていい。 他の誰でもいいから、どうか、心から想える人を見つけて、 "世界で一番の幸せを掴んで下さい。"
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