第一章 「始まり」

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桜舞い散る春 私は中学二年生になり この中学の2ー3に転校してきた 「稜戀 桜です  よろしくお願いしますっ…」 そう挨拶すると クラスの空気が少し変わった だぁぁぁっ… このザワザワしてる感じ やだなぁ…何言われてるんだろ? だから自己紹介とか苦手!! 「はい、皆仲良くねー  じゃあ稜戀さんは  奥の空いてる席に座ってね」 そんなネガティブな事を考えていると先生からそう言われた はぁ、皆の目が痛いよ… 上手くやっていけるかなぁ? 何て考えながら 言われた席に座る 「…稜戀さん…?だっけ。  よろしくなっ」 と同時に隣の席の 男の子に話しかけられた と、とりあえず返事しなきゃっ 焦りながら私は答える 「よろしくね  …え、えとぉ……?」 名前を言おうと思った私は戸惑う 名前がわかんないや(;゚ロ゚) 名札もこの人はつけてないし… 「あ、俺は榧蕗。  榧蕗 啓翔(かやぶき ひろと)」 戸惑っていると 気付いてくれて笑顔で 名前を教えてくれた 「よろしくっ榧蕗…君」 「"榧蕗"って呼び捨てでいいって!」 「わかった  榧蕗ってよぶよ」 好意に甘えて呼び捨てで 呼ぶことにした 隣の席の榧蕗君 結構イケメン…だけど 少し軽そうな人 良い人なんだろうけど… タイプが違うから 仲良くやっていけるか不安っ!!
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