告白からスタート、ではなく、シャワーズ

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次の日 「ん…きりぃつ、すぅ、すぅ」 「ちょっと、起きなよ」 「んぅー?」 「キモッ、いや起きなって」 「……!」ガタタッ 「はい、礼しましょうか」 「れぇ」 「はい、これからは寝ないでくださいね」 「あはは…」 「アンタ、どんな夢見てたのよ」 「授業受けてる夢ぇ…」 「それはまた斬新ね…あ、そういえばアンタ、あの金持ちの子と付き合いだしたんだって?」 「友達付き合いね」 「家に上げたって言うじゃない」 「転がりこんで来たのよ」 「せんぱぁぁぁぁぁぁぁいっ?」 「ほら、言ってる内に来たわよ。悪の権化が」 「へぇ、御曹司クンそんなキャラなんだ…」 「不憫な子だなぁ」 「私達から見たアンタに比べたらまだマシよ」 「それにしても、今日も先輩は刺々しくて可愛いなぁ」 「今日もアンタの脳内は可愛らしいわね」 「ローズマリーが咲いてますから」キリッ 「ぶふっ!」 「ちょ、笑ったらこいつ調子に乗るわよ」 「昨日は先輩のパンツをくんかくんかしてきました」キリッ 「え、キモッ…」 「手の平を返したようにっ!?」 「ざまぁないわね」
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