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信長が屋敷に入ると、正室の濃姫が出迎える。
「ご苦労様でした。」
「うむ。」
信長は軽く返事をし、奥の部屋へと向かった。
「お、お疲れさん。」
部屋には2人の男が、座っていた。
男達の名はマイク・ブラウンと山岡総一郎。
地獄に来てから知り合い、今は共に暮らしている。
マイクと山岡は漁師をしている。
信長は2人の前に座り、話し出した。
「2人ともわかっているだろう。明日で遂に2000年。地獄大王を決める戦争が開催される。俺は性格上、人の下につくということは出来ん。俺は地獄大王を目指す。2人はどうする?」
"I'm …"
(ここからは都合上、台詞は全て日本語で表記します)
「私は信長さんとは違い、人の上に立つ器量はない。私は信長さんに着いて行くつもりです。」
マイクは第二次世界大戦で米国の兵長として戦場に出兵していた。
撃ち殺した敵兵の数はかぞえきれない。
「俺もだ。」
山岡は幕末、長州藩士として新撰組と死闘を繰り返していた。
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