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「そうか、ならば2人の命信長が預かった。」
3人は硬く握りあった。
後方に座って控えていた蘭丸も信長に忠誠を誓っていた。
それからしばらくは、何もすることがないので、ウダウダと過ごしていた。
そして陽が落ち、満月が顔を覗かせたとき、何処からか声が響いた。
『あーあー、テステス。地獄にいる諸君、御機嫌如何かな?』
その声は地獄にいる者ならば、一度は聞いたことがある声である。
『諸君はわかっていると思うが、現地獄大王の閻魔大王だ。これは諸君の脳に直接届かせておる。今日諸君に話かけたのは他でもない。明日より開催される、次期地獄大王覇権争奪戦争についてだ。』
『知っての通り、地獄大王は1000年に一度この戦争によって決められる。名乗りを上げたもの同士で争い』
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