第1話

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いつの間にか友達と仲良くなるライトである。 『思わず水をかけたくなるよ』 「あ~、分かる」 「実際にあいつはやられてるし(笑)」 『あ、やっぱり?』 「ライトって、意外と普通なんだな」 「これからよろしく」 『それはあんたらが勝手に思い込んでただけ』 「そりゃ、そうだな」 「まぁ、よろしくな」 『あぁ!』 グレイを放って仲良くなってた。 「ライトっ! 俺を無視するなぁ!!」 『耳元で怒鳴るなっ!』 「うぅ、だって…ι」 『…ったく』 しゅんとグレイは落ち込む。 『‥‥おまえは何歳なんだよι』 「ガキだから、こいつ」 「放っておいても大丈夫だって」 「構えよ~!」 「ほらな、すぐに復活すっから」 ライトは笑って頷いた。 「なぁ、ライトは剣? カッコイイよな! 俺もこんな剣が欲しい!! まぁ、使えこなせるか分からないけど(笑)」 『ん? あぁ、自分に合った剣を見つけることだな。僕はこの剣は貰い物だからさ』 この剣は王様から13歳の誕生日に貰ったものだ。 「いいなぁ~!」 「寮に帰ったら道具屋に行こうぜ」 「街に行くか」 「あっ、俺も!」 「ライトも来るだろ? 案内してやるよ」 『あぁ、そうだな』 友達が出来てライトはとても嬉しそうだ。 それから寮に帰り、各自の部屋に向かう。 ライトは制服から私服に着替えた。 届いていた荷物を魔法で片付け、部屋から出た。
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