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いつの間にか友達と仲良くなるライトである。
『思わず水をかけたくなるよ』
「あ~、分かる」
「実際にあいつはやられてるし(笑)」
『あ、やっぱり?』
「ライトって、意外と普通なんだな」
「これからよろしく」
『それはあんたらが勝手に思い込んでただけ』
「そりゃ、そうだな」
「まぁ、よろしくな」
『あぁ!』
グレイを放って仲良くなってた。
「ライトっ!
俺を無視するなぁ!!」
『耳元で怒鳴るなっ!』
「うぅ、だって…ι」
『…ったく』
しゅんとグレイは落ち込む。
『‥‥おまえは何歳なんだよι』
「ガキだから、こいつ」
「放っておいても大丈夫だって」
「構えよ~!」
「ほらな、すぐに復活すっから」
ライトは笑って頷いた。
「なぁ、ライトは剣?
カッコイイよな!
俺もこんな剣が欲しい!!
まぁ、使えこなせるか分からないけど(笑)」
『ん? あぁ、自分に合った剣を見つけることだな。僕はこの剣は貰い物だからさ』
この剣は王様から13歳の誕生日に貰ったものだ。
「いいなぁ~!」
「寮に帰ったら道具屋に行こうぜ」
「街に行くか」
「あっ、俺も!」
「ライトも来るだろ?
案内してやるよ」
『あぁ、そうだな』
友達が出来てライトはとても嬉しそうだ。
それから寮に帰り、各自の部屋に向かう。
ライトは制服から私服に着替えた。
届いていた荷物を魔法で片付け、部屋から出た。
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