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狐鈴「……というわけで…」
灸「なるほど。そういう訳なのか」
こらぁ勝手に話進めんな~!!そこで納得してるな~!!解るように説明しろぉ~!
狐鈴「あ、ごめんお。ねぇちゃん……怒ってる?」
狐蘭「…え?なんで?」
狐鈴「あ、いや…怒ってないんだらいいんだお。ちょっと怖い顔でこっち見るから…」
狐蘭「あっ、そう見えてた!?ごめんね、あはは…」
しまった…つい顔に出てしまった…
狐鈴「…で、灸様。ねぇちゃんは三日月を見ると獣化しちゃうみたいなんだお。これって…」
灸「あぁ。間違いなく、大量の妖力を持ってるってことだ。しかもお前に会うまでその妖力は眠っていたと考えられる」
…妖力ってなんだ…私のどこにそんな力が…
狐蘭「あのー…妖力ってなんですか」
一応聞いておきたかった
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