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狐鈴「ねぇちゃんが優しかったからつい…やっちゃったかもしんないかお」
狐蘭「で、人間がその妖力を貰ったらどうなるの？」
狐鈴「少量なら、あんま変化がないお。ただ月をみなければだけど」
狐蘭「見ちゃうと？」
狐鈴「一瞬、目の色が変わったり、歯が鋭くなるくらいかも。でもすぐに戻る」
狐蘭「私の場合は…？」
狐鈴「ねぇちゃんみたいな例はみたことないんだお。多分、体内に蓄積された妖力が三日月に反応して…」
灸様が「そこまでくらいにしとけ」と狐鈴ちゃんに言った。…まぁ聞けることは聞けたからいいけど…気になる
灸「あ、そうだ。狐蘭。ちょっと覗いてくか？……狐界とやらを」
狐蘭「えっ？」
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