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レッスン室を後にした虎徹は携帯電話を取り出し、バーナビーの番号をプッシュした。
Prrrrr……
数回のコールの後、少し不機嫌そうなバーナビーの声。
『もしもし?』
「バニーか?お前今何処にいるんだ?」
『会社のロッカールーム、ですけど』
「ならいいや!
たまには一緒に飯でも食って帰ろうぜ、な?」
『はぁ…』
「今そっち向かってるから出られる用意しとけよ」
そう言って電話を切るとロッカールームへと急ぐ虎徹。
ドアを開けると着替えを済ませたバーナビーが電話を肩に挟んで立っていた。
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