19人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「んっとに素直じゃねー奴だな、お前は」
一旦腕を解き、向かい合う体制になってから、バーナビーを膝の上に座らせる。そして虎徹はあっけらかんとするバーナビーの頬に軽くキスを落とした。
「ちったぁ素直になれよ、バニー」
「こ、虎徹さ…」
「んな心配しなくてもよぉ…お前は俺のモンなんだから、な?」
言い出しておいてその恥ずかしがり様は無いだろう、と言わんばかりに真っ赤になる虎徹。よっぽど恥ずかしかったのだろう。
「お前は俺だけ見てりゃいいの!俺も…お前しか見てねぇから心配すんな……お前のは取り越し苦労なんだよ、取り越し苦労!」
「虎徹さん…」
最初のコメントを投稿しよう!