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「…く…く…く…くま?…わぁーー!!」 桜は山下の声を聞いてクマがいることを知る。 「…え…?くま?このまま…死ねの…かな…」 山下は大声を出して叫んでいたが、桜の声を聞いてわずかに聞き我に帰る。 「…し、死なない!!…からぁ…」 山下のビビって震えた声をもみ消すようにクマが吠える。 「ぐぉーーーー!!」 クマは2人に向かって襲いかかってきた。 「さ、桜に近寄るなー!!吹き飛べー!!」 山下がそう叫ぶとクマは急停車し、2人とは逆の場所へ吹き飛ばされていった。 「な、何だ?…コレ?俺がやったの…か?」 山下は言いながら、力尽きたように倒れた。
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