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｢マヨネーズって、俺嫌いなんだよね｣
突然何を言い出すのかと思ったら、マヨネーズって…
｢銀魂？｣
｢ん、司の部屋にあったから借りてる｣
そう言って再び漫画に目を落とす蘭の隣に座れば、俺は蘭の頭をクシャッと撫でた。
｢……なに｣
｢や、漫画読んでる姿が可愛かった｣
にっ、と笑いかければ
｢キモい｣
と漫画を押し付けられた。
｢もう読まねぇの？｣
｢飽きた｡｣
｢お前さ、ほんっと飽き性だよな｣
｢うるさい｣
そう言うと、蘭はガチャとドアに手をかけた｡
｢帰んの？｣
｢ん、もう遅いし｣
｢そか…じゃあ、送ってく｣
そう言って俺もドアを開けたら…
―ガタガタッガタンッ―
２人して階段から落ちた……
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