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さて、そんなスケールのでかい高校に今年の春、晴れて入学を果たしたのが今回の主人公、
私、桐生 匡輔であります。
名前が読めない?
よく言われます、はい。
きょうすけって読みます。
そんなことより話を続けよう。
元々僕は、栃木出身で本来なら地元の高校に進学するつもりだった。
しかしなぜわざわざ上京してここを選んだのか。
それはこの一言につきる。
高校デビュー。
今までの学校生活は、普通にして平凡、ノーマルにしてありきたりな、刺激もなにもないものだった。
それで良いのか、いやいいわけないと、オール3というこれまた平均的な成績を、オール4まで持っていき、合格を果たす。
そしてどうにか親を説得し、学校から3駅離れた、風呂つき1Kのアパートで独り暮らしを決める。
それもこれも、すべては最高のHIHG SCHOOL LIFEを夢見てのことである訳だ。
そして今日は入学式。
期待に夢膨らむ高校生活のスタートである。
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