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1.ある夏の転機
この世界を明るく照らすもの
それは何か…
それは光だ。
太陽が放つ
熱くも暖かい光。
月が夜の暗闇を照らす
優しい光。
この世界で
俺はそんな光になりたい。
皆を照らす
明るい光に…
しかし
光は常に孤独でなければならない。
太陽や月に触れることができる奴はいるか?
本当に見えているか?
誰かが隣にいるか?
光とは
孤独を知っているからこそ
皆を照らし
繋がりを持たせようとする…
「自分は孤独でも」
自分が近付いてしまえば
皆が消えてしまう。
そんな孤独に輝く光。
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