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―深夜
「ぐぁッ」
「ぅ…ッ」
「………もうしまいか?」
「…っ…てめーは…一体」
「…俺?」
そういうと男は深く被っていたフードを退かした。
「……あ…」
倒れている数人は
目を見張った。
男達が見たもの…
月明かりに照らされ
輝く金色の髪と瞳。
それは
余りにも美しすぎた。
「……ひか、り」
倒れている内の一人がそう言うと
美しき者は微笑みを浮かべ
真っ暗な街へと
歩き去っていった…………
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