家族じゃない、他人だ。

9/18
993人が本棚に入れています
本棚に追加
/51ページ
「・・・あのさ、珠理。珠理はもっともっと嫉妬して心砕かないといけないんだよ?」 小百合がいう。 気がつくのが遅いと。 愛されていて甘えっぱなしだったツケがまわってきたのだと。 鈍感だったバチがあたってるのだと。 嫉妬で狂って悠雅を責めるなんてことは出来ない立場だと教えられる。 分かってるよ・・・。 「いい?悠雅くんは珠理の今までのくだらない恋愛の別れ話の愚痴を忍耐強く聞いてくれたんだよ?それがどれほどのダメージだったか、わからない?」 くどくどと説教する。 って、合コンに誘ったの小百合じゃないの。 っていったらギロリと睨まれた 「あんた抜きでやったら相当怒ったじゃないのよー。だからいつも「いいの悠雅くんに」って声かけはしていたつもり。でも鈍感珠理はいいのいいの保護者面してるだけだからとかいって取り合ってもくれないんだもん」 それに恋愛なんて自分で決めなきゃ前に進めない物でしょ?と。
/51ページ

最初のコメントを投稿しよう!