序章:現状確認

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「オーケイオーケイ。つまりオレはたまたま適性みたいなものがあるっぽいから異世界に引き抜かれた挙げ句、美少女化しちまったワケだ。」 オレは目の前の黒猫に話かける。 「うん。美少女になれたし、銃を撃ちまくれるし、アメ車乗り放題でなかなか悪い話ではないと思うんだ。」 ニヤリとした顔(多分)で黒猫は答える。 ……ちょっと待て。 「アメ車云々はさておき、それ以外はオレは何とも思ってないぞ。てか、まんまアブナイ奴だと思われるじゃないか」
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