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コネのお嬢様
―ギルソニーニ本部―
『えーなんでー。』
銀髪で短髪、やる気のまるでなさそうな表情をした少年が言った
『なんでってなぁ!!』
突然の激昂が大きな体育館らしき建物に響き渡る
その枯れたような音もとい声なのだが、その発信先は無表情の少女だ
『…』
『なんでって、それはよう…、…』
『…』
『……。なんでだろう』
銀髪の少年にむかつきマークがあらわれた
『はい終了ー。』
ドガシ
『ぐふっ』
少年の怒りの拳が少女のはらに直撃した
『みぞおちクリーンヒットだよう。いてーよー』
『こいつっしめてやろうか』
少年の怒りはMAXなようだ
少年は少女の胸ぐらを掴む
『わわっ先輩おちつけっ』
『お前ぇぜってぇふざけてるだろが!!』
ギルソニーニ隊長たちはその様子をモニターからみていた
右から目付きがわるく右の前髪だけ上げている30代前半くらいの男には汗がにじみでている
その横では20代後半、横に二つ縛っている髪が癖でワカメのような女が、うわ、ひでぇとつぶやき
その後ろで眠たそうにアクビをし、後ろで髪を縛っている美青年と
前髪が稲妻のような形をしたちょい癖毛な長髪女がたっていた
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