コネのお嬢様

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『お勤めご苦労様です。上官取締役事務長。』 右の前髪をあげた目付きが悪い隊長が老人にむいて喋った 上官取締役事務長というのはいわば総理大臣のようなものだ 『片品隊長こそご苦労じゃ。…試験なんとか頑張ってくれてるか?』 片品隊長は冷や汗がでていた 試験が全くダメダメだと言うべきなのか… 『……』 チェッケチェッケチャンチャラチャンチャラランランラン そのとき何処からか空気をぶち壊すK○RAの音楽が。 『……』 ピッ 『はいもしもし、わしじゃが。』 『…』 片品隊長はただただ立ちすくんでいた 片品隊長はこの老人がいやで帰りたかった 『あい、…あい分かった』 ピッ 『きたばかりで悪いが急用ができたみたいでの。もう行かねばならぬ。』 『そうですか。お気をつけて。』 片品隊長はガッツポーズをしたいのをこらえて丁寧にさよならの挨拶をした 老人は戸口に向かった 『イズル!今度眼帯とろうとしたらあれだかんな。あと忘れるでないぞ一週間絶食。』 『う~分かってるよぅこのやろー』 隊長達は老人に礼をした 『あ、イズルを立派にテスト合格させなかったら、隊長変えるかも。じゃっ』 バタン 最後にとんでもねぇ爆弾放り込んだー―!
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