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晴れたその日。
僕の秘密を知られてしまった。
昼休み。
僕の一番の楽しみ。
本来であればみんなでわいわい昼食をとるのだが、
僕はちがう。
僕は一人で屋上にいく。
広い屋上で一人、そこに寝そべる。
それか何よりも好きだった。
そのことは誰も知らない。
なのに、
なのに、
お客がきてしまった。
『タケル?』
そう、
転校生だ。
『・・・・・・。』
寝たふりをする。
お願いだ、帰ってくれ。
僕のすべてに首を突っ込むな。
お願いだから、
本当に。
前を見ると彼女はフェンスの前に立っていた。
『あ、危ないぞ!早く降りろ!』
『ほら、やっぱり何かに縛られてる。』
『え?』
『ねぇ?ここからの景色、きれいだよ。町全体が見下ろせて、まるで自分の物になったみたい。』
『でも、落ちたら死ぬぞ!?』
まさか、自殺するんじゃないんだろうな?
僕は慌てた。
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