Chapter1

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呆気にとられてたら ようやく僕らを下ろしてくれた 「申し遅れました、 私は葉馬野翠と申します」 「翠さん‥ですか」 「一黄様の専属執事です」 専属、執事、? 「私は、智也様の専属執事の 柚本紫音と申します」 「ふん、紫音か」 智也さん、この空気に慣れるの 早過ぎません? 僕はまだ緊張と言うより 突然過ぎて、 状況把握しきれないんですけど‥ 「朱羽、一黄様と智也様がいらっしゃったぞ」 翠さんが建物の方に呼びかける まだ誰かいるんですかね‥ 「ようこそ、」 「‥うっそ」 こんなにも、イケメン‥? 放つ輝きが、他方の人とは 違うのは何故‥? 「お待ちしていました」 黄金色のような笑みで 僕らに微笑んだ
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