Chapter1

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「どうぞ、一黄様のお部屋になります」 「えぇっ?!こんなに‥」 僕らの住んでた家の 5倍は広いんだけど‥! 家って言っても1LDKだから、リビングだけど‥ その約5倍! 「紫音んーっ、オイラと寝よーっ」 「あの馬鹿‥」 向こうの部屋から 智也さんの声が聞こえる 隣で翠さんがくすくす笑ってるし‥ 僕が恥ずかしくなる‥ 「翠、一黄様にこれ‥」 あっ、あの人‥ ‥確か、朱羽さん? 「一黄様、櫻朱羽と申します」 「櫻朱羽‥さん」 なんか聞いたことあるような 感じがする‥ そんでこれは、何? 「合い鍵でございます」 「あ、合い鍵?」 ここの部屋って、一人で住むんじゃないの? 「私がご一緒させて頂きます」 「翠さんっ?!」
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