夢を見る人として

始まり

歩くこと40分、冬馬と彩香の二人が学校に着いた。

二人がクラス分けのボードを見た。

彩香「お、去年と同じく冬馬と同じ5組じゃん」

彩香が嬉しそうに言う。

冬馬「同じも何も、俺たちの高校は普通科が3クラス、俺たちが入学した多目的専門科が2クラス何だから確率的には二分の一で同じクラスだろ？」

冬馬がため息混じりに言う。

彩香「榎本と藤野、小太郎とカオリンも居るね～」

冬馬のことを無視し
彩香が他に同じクラスの生徒の名前を言う。

榎本は本名を『榎本京介』
遅刻の常習犯でなおかつよく授業中に寝ている。

一言で言うと単なるバカである。

藤野は本名を『藤野亮佑』
よく榎本と一緒に居る奴である。

小太郎は本名を『橘小太郎』
男子っぽい名前だが一応女子である。

しかし、制服は何故か男子のを着ている。あとバストはAらしい。

新聞部に入部しており、神出鬼没なことからよく忍者と言われる

カオリンは本名を『菊月香織』

生まれつき光彩異色症らしく、左が深紅、右が碧眼のオッドアイである。

ちなみに、引っ込み思案な性格であるためよく周りに流される。