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全てが、嘘だった様に・・
この世界が、ゲームの様に別次元で動いていると錯覚するくらい・・。
悪夢ははじまりを告げた。
―――1時間前。
いつもの帰り道。
何の変哲もない日常、仕事場と家との往復。
「はぁ~。疲れたなぁ~。」
俺の名前は、
高槻真吾(タカツキシンゴ)
―都内の介護施設に、勤務する27歳―
これといって人に、自慢するものはなく
唯一、胸を張れるのは困っている人を放っておけない性格だ。
正に今のこの仕事は天職と言えよう。
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