別れは突然

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―――次の日 「おいてめェら!朝だ!起きろ!」 『起きろー』 朝早く俺は片倉さんの手伝いをしていた、一応早起きは得意だし これからお世話になるかもしれないんだからちゃんとしなきゃな‥と思ってな 「お!朝はいずみんの手作りなんだね!」 『残したから殺すからなー』 「出親殿、朝から怖いでござる‥」 ははっ朝は低血圧なんだぜ!でも早起きなんだぜ! 着替えもすまして、出かけようとしてると 「おい出親、何一人で行こうとしてんだ?only登校か?」 『あ?‥そっか、みんないんだよな 朝は毎日一人だったからよーすっかり忘れてたぜ』 「貴様はアホか、ここに住んでるならみんなで登校これが規則だ」 なるほどな‥と感心してると 実は元就も最初はみんなで行くの嫌がってたんだぜ、とこっそり元親が教えてくれたりした もちろんそのあと半殺しにされてたけどな 『よーしじゃあ改めていってきまー』 「おい水無月弁当!」 『あ、やべやべ』 片倉さん自作の弁当をうけとり、3度目の正直!とドアをあけると 『「「‥‥‥‥‥」」』 周りにはいつもいるはずの学生やらサラリーマンやらは居なかった 『あ、今日まだ日曜日じゃん』 「え?あああああああああああ!」 こんなんで大丈夫か‥と思った共同生活初日 こんな生活はまだまだ続く!
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