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ナミダ
誰の為に泣くの?
心の叫びを
助けを求め
見上げた空は
僕を突き放した
水辺に浮かぶ
歪んだ顔は
1人の時間が
流れる程に
凍てついていった
蒼白く光る
傷ついた月
安心するのは
僕と同じだから?
痛みも
哀しさも
感じないぐらい
これからも1人で
永い時を越えるのでしょうか?
今も
過去も
夢の世界でさえ
僕は何処に
存在しているのでしょうか?
白い手に映えるのは
赤い玉を吊り下げた
血のレース
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