運命

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3年の夏休み後。 席替えが行われた。 はぃはいはいはい。 女子の目線はみんな龍介。 隣を狙っているのネ、 丸わかりっ!!!! 四つおりの紙を 選んだ。最後の一枚。 残りものには福がある。 龍介の隣を狙っていたのは あたしもだった。 12番か。。。 にのかわってやつか、 真ん中の列の。 一番、高橋! 二番、下田! 三番、河合! 男子の名前が呼ばれていく。 龍介はまだだ。 「十番、田中! 十一番、工藤! 十二番、ー?? これなんだ?? おーいニコチャンマーク だけ書いた男!誰だ??」 誰だよ、 馬鹿らし(笑) 「あ~、おれッスよ!!」 笑顔で龍介が手をあげた。 ぉいおいォい。 まぢで隣なのかィ??ドキドキ ッて、 ドキドキってなんだー!!! ときめいてんじゃねえよ!!
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