そして…

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ただ、花畑を、 フワフワと ランドセルがせわしなく飛び回っているだけである。 誰が見てもそう見えた。 そこに、小さな小さな少女が隠れているなど、 誰が想像出来ただろう。 「ミィちゃん!」 ピグってして、 思わず我に返った。 振り返ると、 汗を流して 顔が火照った先生と、 蒼白い顔をした 大好きなお母さんがいた。
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