プロローグ

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教室に入り黒板に貼られた席表を見る 私の席は・・・あ、真ん中だ はるなちゃんとは席離れちゃったな は「席離れちゃったね」 思っていたことを言われて、同じこと考えてたんだなんて二人で笑っていると新しいクラスメートが一人、また一人と入ってきた。 私の中学生は二つの小学校から集まってきた人たちばかり。 だから知ってる顔もそこそこ居たけど、私のクラスは新しい顔の方が多かった。 美「東小の人多くない?」 は「それ思った。北小三分の一くらいじゃん?」 キーンコーンカーンコーン チャイムがなりバイバイしてからお互いの席に戻る。 そしてチャイムがなり終わると同時に新しい先生が入ってきた。 「おはようございます」 『『おはようございます』』 「今日からみんなの担任になる三木真理子です。よろしくね」 一通り先生の自己紹介を終えた所で廊下に並び体育館へと移動して面倒な入学式が始まる。 もちろん今の私はその面倒な入学式でさえ魅力にみえるのだけど。 だけどやっぱり校長先生や教頭先生、学年主任や各クラスの担任、副担任の話しは長くてさすがにめんどくさい。 早く終われと思いながら時は過ぎ入学式も終盤を迎えた。 そして先輩方の校歌を聴き入学式は終る。 そこから一旦教室に戻り終わりの会をして解散した。 それぞれ保護者と共に散っていく 私もはるなちゃんと少し話してから家に帰った。 そうして私の中学三年間は始まった。
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