鈴の音と神隠し

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ここは、遊鈴村(ユウリンムラ)。 ある日、俺はぶらぶらと道を歩いていた。 「あーあ、つまんないなぁ。」 すると、何処からともなく鈴の音と少女の声が聞こえてきた。 チリン、チリン、 「ねぇ、遊ぼうよ…。」 俺はその声に振り返った、いや、振り返ってしまった。 この時、振り返らなければ、あんな事にはならなかったのに…―――
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